動画が描ける作者と描けない作者の違い

まず、この二つの動画を見比べてみてほしい。

上が去年の5月の最初くらいに描いたもので、

下が昨日描いたもの。

どこが主に違うんだろうか? 大仏?いや、それもあるけど、

上のほうは複写コピーを使って足だけが動いているのに対し、

下の方は大きさも含めて一枚ずつ描いている。

複写コピーを使うことによって作業は楽になるけど、

不自然になってしまうということにもなるんだね。

そして下の方は一枚一枚は結構雑。

動いてるから多少雑でもそれっぽく見える。

普段イラストばかり描いている作者は、

一枚一枚丁寧に描いてしまう傾向にあると思うんだ。

だからつい「スライド移動」や「左右反転」、「複写→一部を消して描き足し」

が多くなり、結果的に不自然になりやすい。

人気順のボカロPVとか見てるとよくわかる。

「動画苦手です感」がものすごく伝わってくるんだよね。

上に書いたことがほとんど当てはまる…。

むしろ動画が描ける人に限ってPVとかを作らないのは、

やっぱりBGMがなくても作品が作れるからなのかな。

なんか長くなってきたのであともうちょっとで終わります。

私がここ一年くらいでわかった(つもり)の動画のコツは、

「一枚ずつ描く」ことと、「ある程度描けたら一度再生してみて、

不自然な部分を修正→再び再生してみる」ことの二つ。

スライド移動や複写コピーに頼りすぎないことも大切?

まあ結局は一枚絵が描けないと動画も描けないんだけどね。

大した動画も描けない人がこんな記事書いてよかったんだろうか…。